あらすじ
「うつつとも 思わぬうちに夢覚めて……」
赤穂四十七士の一人、小野寺十内の妻である丹の物語。元禄十四年、十内は京屋敷留守居役として家族と共に都で暮らしていた。十内の家族は五人。妻丹と、幸右衛門といよの二人の養子。そして齢九十を数える老母。彼らは春のような平穏の中にいた。そしてその平穏は永遠に続くものだと思っていた。しかし、江戸からの突然の報せが十内たち家族の幸せな日々を一転させる。
赤穂浪士の妻の生涯に焦点を当て、討ち入りの裏に隠れた女性たちの悲しい生き様を描いた物語。
公演履歴
2015年 京都放送劇団(京都府京都市)
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作者: 津島次温(つしま つぐはる)
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