あらすじ

太平洋戦争末期、若い男性が徴兵されたことで国内の働き手は不足していた。そんな中、勤労動員の号令の下、女性や学生たちはさまざまな仕事に就いた。
サキ子と次子の姉妹は、京都の路面電車北野線の運転士と車掌の仕事を任される。妹の次子は気の強い軍国少女。「お国のために」と張り切って車掌を勤めるが、毎朝の天神さん巡りを日課とする女性やお経を唱えながら乗車する奇妙な男など、朝の市電に乗る面々との交流を通して、戦争を続けることに疑問を感じ始める。
京都北野線沿線を舞台に、若者を戦地へ送り出した銃後の人々の苦悩を描いた物語。

この脚本で扱う題材

京都市電北野線の女性運転士 学徒勤労動員 など 

  

公演履歴

2024年 PPP45° (栃木県足利市)

2019年 京都放送劇団:上演時タイトル「まいたまいた」(京都府京都市)

  

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作者: 津島次温(つしま つぐはる)

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